保証会社が自宅に来た場合の対処法

家賃の滞納が続くと、保証会社の担当者が自宅を訪問することがあります。 突然の訪問に慌てないために、正しい対応方法を知っておきましょう。

このページの要点

  • 1日中の訪問は違法ではない。深夜・早朝・大声・鍵の無断開錠は違法
  • 2居留守を使い続けると「夜逃げ」を疑われ、法的手続きが早まる可能性がある
  • 3訪問を止めたいなら、電話で連絡を取り続けることが最も確実

なぜ保証会社は自宅に来るのか

保証会社が自宅を訪問する主な理由は以下の通りです。

電話・SMSに反応がない場合

何度電話をかけても出ない、SMSにも返信がない場合、本人の安否確認を兼ねて訪問します。 実際に住んでいるのか、夜逃げしていないかの確認も目的の一つです。

支払いの相談を直接行うため

電話では話が進まない場合や、支払い計画を対面で話し合う必要がある場合に訪問されることがあります。 これは連絡が取れている場合でも起こり得ます。

訪問された時の正しい対応

在宅している場合

ドア越しでも構いません。「支払いの意思はあります」と伝えてください。 具体的に「○日までに○円払います」と言えればベストですが、すぐに答えられなくても「確認して電話で折り返します」で大丈夫です。

大切なのは「連絡を取る姿勢」を見せること。それだけで、保証会社の対応は大きく変わります。

不在だった場合(不在票が入っていた場合)

不在票やポストに書面が入っていた場合は、記載されている番号に電話で折り返してください。 折り返すことで「連絡が取れる人」と認識され、再度の訪問を防ぐことができます。

放置すると再訪問されるだけでなく、「連絡が取れない」と判断されて法的手続きが早まる可能性があります。

居留守を使う場合のリスク

居留守を使うこと自体は問題ありませんが、続けると「本人と連絡が取れない」状態が長引き、 緊急連絡先への連絡や法的手続きへの移行が早まります。 また、電気メーターや郵便物の状況から在宅を確認されることもあります。

これは違法です — あなたの権利を知っておく

保証会社の訪問であっても、以下の行為は法律で禁止されています。 もしこのような行為を受けた場合は、記録(日時・内容)を残し、消費生活センターや弁護士に相談してください。

  • ×深夜・早朝(21:00〜8:00)の訪問
  • ×大声を出す、ドアを激しく叩く
  • ×鍵を勝手に開ける、部屋に無断で入る
  • ×玄関ドアや共用部に張り紙をする
  • ×近隣住民に滞納の事実を伝える
  • ×「出て行け」「鍵を変える」など脅迫的な言動

訪問を止めるために今すぐできること

自宅訪問を止める最も確実な方法は、電話で連絡を取り続けることです。 保証会社は「本人と連絡が取れない」から訪問するのであって、電話で話ができている状態であれば訪問する理由がなくなります。

何を言えばいいか分からない場合は、電話の台本を参考にしてください。

よくある質問

Q保証会社が自宅に来るのは違法ですか?
A

日中の常識的な時間帯(おおむね8:00〜21:00)に訪問すること自体は違法ではありません。ただし、深夜・早朝の訪問、大声を出す、ドアを叩き続ける、鍵を勝手に開ける、張り紙をするといった行為は貸金業法や刑法に抵触する可能性があります。

Q居留守を使い続けても大丈夫ですか?
A

居留守を使うこと自体は問題ありませんが、連絡を完全に無視し続けると状況は悪化します。保証会社は安否確認の意味もあって訪問しているため、居留守が続くと「夜逃げの可能性」を疑われ、法的手続きが早まることがあります。不在票が入っていたら、電話で折り返す方が結果的に有利です。

Q訪問された時に何を言えばいいですか?
A

「支払いの意思はあるが、今すぐ全額は難しい」と正直に伝えてください。具体的に「いつまでにいくら払える」と言えればベストですが、言えなくても「確認して折り返します」で構いません。大切なのは、連絡を取る姿勢を見せることです。

Q訪問を止めてもらうことはできますか?
A

電話やSMSに応答し、支払いについて話し合いができている状態であれば、通常は訪問されません。「電話で対応するので訪問は控えてほしい」と伝えることもできます。ただし、連絡を無視し続ける限り、訪問は止まりません。

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