「家賃未納」SMSは本物?
督促を装う詐欺・フィッシングの見分け方
保証会社は実際にSMSで支払い案内を送るため、「家賃未納」を装う詐欺SMSは 本物と見分けがつきにくいのが厄介な点です。本物かどうかはSMSの中身ではなく「確認の手順」で見抜くのが鉄則です。 この記事では安全な確認手順と、開いてしまった場合の対処を解説します。
この記事でわかること
- 本物の保証会社もSMSを使うため、文面だけでの判別は危険
- SMS内のリンクは開かない。確認は「契約書記載の公式窓口に自分から電話」が鉄則
- 送信元の電話番号を検索して実在の保証会社の番号か確かめる
- 「今すぐ」「本日中」など極端に急がせる・ギフトカード払い・個人口座への振込は詐欺のサイン
本物か確かめる安全な3ステップ

自分の契約の保証会社名と一致するか確認する
賃貸借契約書か保証委託契約書で、自分の物件の保証会社名を確認します。契約していない会社からの「未納」通知は、その時点で詐欺の可能性が高いと判断できます。
送信元の電話番号を検索する
当サイトの番号検索で、送信元が実在の保証会社の番号として登録されているか確認できます。各社の公式SMS送信元番号は会社ページにも掲載しています。
公式窓口に「自分から」電話して確認する
最終確認はこれが確実です。SMS内のリンクや記載番号ではなく、契約書・公式サイトの窓口に自分から電話し、「このようなSMSが届いたが本物か」を確認してください。
詐欺SMSに共通する5つのサイン(早見表)
| サイン | 詐欺の手口 | 本物との違い |
|---|---|---|
| 短縮URL・不自然なドメイン | bit.lyや公式と微妙に違うドメインへ誘導し、偽サイトで情報を盗む | 本物は自社ドメインか、リンクなしで電話案内が中心 |
| 極端に急がせる文言 | 「本日中に連絡なき場合、法的措置」など恐怖で判断力を奪う | 本物の督促は段階を踏む(電話→書面→催告) |
| ギフトカード・暗号資産での支払い指示 | コンビニでギフトカードを買わせて番号を送らせる | 家賃の支払いは口座振替・振込・払込票のみ |
| 個人名義の口座への振込指示 | 回収を装って個人口座に振り込ませる | 本物の振込先は会社名義の口座 |
| 宛名がない・契約情報が曖昧 | 「お客様」宛てで物件名・契約番号の記載がない一斉送信 | 本物は契約を特定できる情報を持っている |
本物の督促SMSの特徴
実在の保証会社が送るSMSは、社名と連絡先電話番号を明記した簡潔な連絡依頼が中心です。 「◯◯保証です。お支払いの確認が取れておりません。0120-XXX-XXXまでご連絡ください」といった形式で、 金額や振込先をSMSに直接書かないことが多いのが特徴です。 各社の実際のSMS文面例は会社ページに掲載しています。
滞納中の人ほど確認手順が重要
実際に滞納していると「本物だ」と思い込みやすく、詐欺師もそれを狙っています。 心当たりがあっても、必ず契約書記載の公式窓口への電話で確認してから対応してください。 本物だった場合は、そのまま支払いの相談もできます。
リンクを開いてしまった・入力してしまったときの対処
入力した情報の種類で対応が変わります
開いただけ: 何も入力していなければ被害は通常発生しません。念のためブラウザを閉じ、不審なアプリをインストールしていないか確認を。
ID・パスワードを入力: 該当サービスと、同じパスワードを使い回している全サービスのパスワードを直ちに変更してください。
カード情報・口座情報を入力: カード会社・銀行に直ちに連絡して利用停止を。 被害や不安がある場合は警察相談専用電話(#9110)、消費者ホットライン(188)、 フィッシング対策協議会への情報提供も活用してください。
よくある質問
「家賃が未納です」というSMSが届きました。本物か確認する方法は?
SMSのリンクを開いてしまいました。どうすればいいですか?
実際に滞納しているので、本物か詐欺か判断がつきません。